雪が降る

もう直き、1月23日が過ぎ、24日がやってくる。外は雪だ。部屋を暗くすると、私の机の前の窓を通して、お隣の本多さんの広いお庭が、真っ白に浮び上がって見える。窓を開けると、冷たい空気がきもちいい。寒いけど美しい。

昨年の暮れ、人から頂いた、黒川創著・西村伊作伝「きれいな風貌」を読んで、明治43年(1910)に起った大逆事件で検挙された人たちの中のひとり大石誠之助は、西村伊作の叔父さんであると初めて知った。そして、101年前の1月18日に死刑宣告を受けて、そして今日24日12名の被告の刑が執行された。宣告を受けて、たった一週間後のことだ。大寒の寒い日に、今日みたいに雪が降っていただろうか。

言論の自由、思想の自由が無かった時代の言葉の重さを想う。

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