紗倉まなとシモーヌ・ヴェーユと

初夏の光。桜の若葉が風に揺れている。静かな日曜日の昼下がり。昨日友人が「外出規制で東京の空気がとてもキレイなったのよ」とLINEで言っていた。そういえば、今日の空の青は澄んでる。 新聞で紹介された紗倉まなの「春、死なん」 …

一日の苦労は 一日で足れり

寒かったり、暖かだったりの毎日。「医療崩壊」のニュース頻り。医療が崩壊したら、医療を必要としている人びと(私も含めて)は、どうすればいいのだろう。 近くのポストまで、英語翻訳の茅香子先生から頂いた提出課題を出しに行く。大 …

暴風雨の日

今日は朝から暴風雨。市役所から洪水警報が届いた。不要不急の外出自粛制限は、もう何日続いているのだろうか?  昨日は、いつも地方から天使館のWSに参加するマキコさんお手製の布マスクが届いた。中に「ゴムの長さは、好みの長さで …

トリアージュ

朝の美しいひかり。遠くに鳥の囀りがきこえる。 FBで、また新しい言葉を覚える。 「トリアージュ」回復の見込みがある患者を優先的に選別すること、という意味らしい。「クラスター」「オーバーシュート」「ロックダウン」「パンデミ …

いるのといないのとでは大違い!

「コロナ離婚」という言葉があるそうだ。コロナウィルス感染拡大防止で、外出がままならず、今まで上手く回っていた家族の歯車が狂ってしまい、父さん、母さん、子供たち、みんなイライラが沸騰して、コロナのせいで家庭崩壊が起こってい …

メルケル首相

去年の夏、数十年ぶりに家族全員でStuttgartを旅行した時、建物の様子は面影があったが、街の雰囲気、人々の様子は随分トゲトゲして、前と違うな、というのが息子たちの感想だった。確かに、街の中心のケーニッヒ通りを歩くにも …

カラダの食べ物

今日は春の嵐。日本中が荒れていると天気予報が言っている。外出自粛が続いているので、訪れる人もなく静かな一日。この時とばかり、アキラは専ら机に向かって何か書いている。 この家に引っ越した時に、本棚の上段に置いたままの箱を取 …

受難の日

明日は聖金曜日、キリストの受難の日。そして、三日後復活祭を迎える。昨年10月に亡くなった義母の納骨式を今週末の日曜日復活祭の日に執り行う予定だったが、コロナ戦争のため延期となり、お母さんのお骨はすっかり我が家に落ち着いて …

エマニュエル・ユイン

パリのエマニュエル・ユインからメールが来た。彼女のお父さんはベトナム人、お母さんはフランス人。メールはドイツ語だ。 愛する ヒサコ アキラ、  げんき? 身体はどう? 子どもたちは?   こちらは みんな オーケーよ。で …

“Keep Calm and Carry on”

一昨年の夏、膝を人工関節に取り替え、一年経ってようやく自分の脚と思えるようになった去年の夏、二十年前に固定した頸椎が、次第に頭部を支えられなくなってきた。骨の専門医に相談すると「まず、頸椎の手術は全身麻酔です。あなたのそ …